小さい秋、小さい秋、小さい秋、見つけました。
折りとりてはらりとおもき芒かな (飯田蛇笏)
(ススキを手で折り取ってみたところ、見た目の軽やかさとは裏腹に、露や重みを含んだ穂の存在感をずしりと感じた)
すすきの穂が揺れる季節、過ぎゆく時間の儚さを感じると同時に、過ごしてきた大切な時間を振り返るきっかけともなるでしょう。
軽いものが意外に重かったという、蛇笏さんの感性は今でも十分通じるものではないでしょうか。
いえ、このあわただだしい現代だからこと、じっくりと時間についての思いに耽る良い季節なのだと思います。
