地方の歴史博物館を訪れることが多いです。
ほとんどの博物館では、歴史の展示は、土器から始まります。
それはまるで、歴史のイントロ。これからどんな展示が始まるのかドキドキする瞬間です。
ここは「長野県立歴史館」。千曲市にあります。
動くナウマンゾウや、実際に入れる縄文時代の竪穴住居、江戸時代の農家などがリアルに再現されています。
順路を進むにつれて時代が現代へと近づく工夫がされていて、信州の歴史を学ぶことができました。
特に印象的だったのは、信州の「中馬(ちゅうま)」でした。
中馬は、江戸時代から明治にかけて信州で発達した馬による陸上輸送業、またはその馬方を指します。
中馬は伊那谷や木曽谷を中心に、塩や米、木綿などを運びました。
荷主から直接荷を請け負い、宿場の問屋を通さず目的地まで運ぶ点が特徴で、三州街道(伊那街道)が主要路だったそうです。
いつの時代も社会が動くのは、物流に従事されている方々のおかげなんですね。
